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東洋化学の沿革

OUR HISTORY
1969年10月 撮影

創業者のことば

弊社は外用薬を主力製品として発展してまいりましたが、この道程は平坦なものではありませんでした。幾多の困難に直面しながら難局を乗り切って今日まで発展してまいりました。
「長期にわたり新しい開発のないところには会社の発展はない」という経営理念に基づき、お陰様で日本国内全域はもとより世界に製品を買っていただけるようになりました。
これからも「人々の快適な暮らし」を支えるため、信頼に応える確かな製品を提供してまいります。
創業者 岡 竹夫
創業45周年のことば(2004年)

HISTORY

東洋化学の歩み

1959年 / 昭和34年4月
岡薬品工業社として創業
1959年 / 昭和34年4月
外用硬膏剤の製造を開始
【ハッカゴム膏 オープンパス製造開始】
創業者である岡竹夫とその妻、竹夫の実父、管理薬剤師の計4人で製造を開始した。 はじめのうちは買い手がなくて、資金が食い込む一方で苦しかった。 竹夫は毎日自転車で鎌掛本社から峠を越えて甲賀へ売りに行った。 約6か月後に初めて売れて、そのときは天にも昇る気持ちで喜び勇んで帰ったらしい。 それからは順調に伸びていった。
1968年 / 昭和43年3月
救急絆創膏製造開始
最初は1台の機械で1分間に250枚ぐらい生産できた。 始めはぶつ切りでアール(絆創膏両端の丸み)なしであったが、機械メーカーにアール付で分速350枚以上できる機械を提案して、国産第1号のアール付機械を作った。 その後、改良を加えて生産性が上がり、400枚以上切れるようになった。 機械の価格はニコラ製の約半額で、不良率は4分の1という非常に良いマシンとなった。
1968年 / 昭和43年4月
オカハップ製造開始
全国の薬局へ売り出した。 製品としては完全なものになっていたが、期待に反して売れずに大量に返品され採算が合わないので泣く泣く製造を中止した。 しかしその後3年ほど経ったあと、同様の製品が医家向けに売れ出してその頃から製造を始めたメーカーは大きく飛躍した。 時代の波を捉え損なうと、優れた製品でも発展しないことが分かった。
1974年 / 昭和49年6月
会社設立/東洋化学株式会社に社名変更
ASEAN地域(東南アジア)へ輸出をしていたので『東洋』という名前を付けた。
1978年 / 昭和53年6月
滋賀県蒲生郡日野町大字日田110に
日野工場新築
1986年 / 昭和61年1月
感圧粘着テープで特許出願
手術前に貼る粘着フィルムを作ろうと思い調べてみたら粘着糊の種類がほとんど特許でおさえられていて、残された道はシリコン糊より他になかった。 仕入先の協力を得て、何度か失敗したものの何とかシリコン糊ができた。 タテ・ヨコに伸びるウレタン不織布基材にコーティングし、今は一般的になっているウレタン不織布の絆創膏を世界で初めて作った。 剥離紙を色々と試してみたがなかなかうまくいかず、剥離紙開発にも約6か月かかった。
1988年 / 昭和63年8月
近江八幡営業所開設
1995年 / 平成7年7月〜2000年 / 平成12年3月
大阪営業所開設
1997年 / 平成9年11月
社屋・工場新築移転
本社工場・日野工場・近江八幡営業所を統合

現在の工業団地は岡竹夫が自ら工場用地として開発した場所である。感材物件であった土地だったため、数年間に何十回か大阪の管財人通い。用地買収にも一軒一軒まわって数年かかった。ご協力いただいた方々に竹夫はとても感謝していた。工場建設にあたっては医薬品GMP対応の工場を数社見学し、現社長の岡幸一が原材料入荷から製品出荷まで品質担保のため、一方向に流れ交差しない工場図面を描いて設計事務所に依頼し、詳細な図面に落とした。豊かな自然の中で四季折々の風景が楽しめるように植樹し、ゆとりに満ちた空間設計にすることで誰もがのびのび働けて能力や個性を十分発揮できるような職場環境作りを目指した。

1998年 / 平成10年3月
ISO9002 認証取得、EN46002認証取得
止血用絆創膏のヨーロッパ輸出継続のため、また、近い将来ISOという国際規格が世界中に広まっていくであろうという世の中の情勢を考えて審査を受ける決意をした。 現社長の岡幸一がリーダーとなって進めることになった。 当時は何もない状態で一から品質マニュアルや基準書を作成していく必要があり、日中は営業として仕事をしながら夜中に文書作成をしていったらしい。 ISO9002の認証取得という目的で始めた品質システムの構築だったのが、いつしかISO9002の魅力に取り付かれ、何とかこの品質システムを当社に取り入れ、東洋化学に不足している部分を補い、より良い会社にしたいと考えるようになり、そのための品質マニュアルづくりに精魂傾けた。 その後平成15年(2003年)3月にはISO9001:2000へアップグレード、平成16年(2004年)3月にはISO13485:2003へアップグレードし、現在はISO13485:2016を維持している。
2003年 / 平成15年2月
業務好調に伴い、製品倉庫増築
2007年 / 平成19年7月/12月
技術開発部創設、栗東開発室開設
当初は実験機器もなく、レンタルラボで機器を借りながら開発を行っていた。 当時の技術開発部は部長と部員2人だけ。 まだ何もない部屋で将来の製品開発についての夢を話しているような時だった。 この頃に湿潤療法(ハイドロコロイド技術)を開発していくことを将来の目標に定めていこうとしていた。
2009年 / 平成21年4月
湿潤型絆創膏「ハイドロヘルプ」発売
特殊な製造方法で加工しており、製造条件を確立させるのに苦労した。 パッケージの訴求もなかなか決められず、様々な製品を参考にした。
2009年 / 平成21年9月
第二種医療機器製造販売業許可取得
2010年 / 平成22年9月
ハイドロコロイド絆創膏「カットバンモイスト」OEM供給開始
ほぼ手作業で試作品を作っては、測定を行い、改良を繰り返した。製造機械も導入したものの、量産に移す際も手探り、試行錯誤の日々が続く。また、量産とはいえ、力仕事ばかりで、開発研究職とは程遠いかなりの重労働と夜な夜な材料の運搬を続けた担当者の腕はムキムキに。そんな苦労を2年かけ、何とか量産ができるようになった。
2010年 / 平成22年11月
研究開発棟の新築
2012年 / 平成24年11月
湿潤絆創膏「モイストキュア」発売
2015年 / 平成27年1月
関西ものづくり新撰2015「モイストキュア(救急絆創膏)」認定
2016年 / 平成28年3月
家庭用創傷パッド「キズクイック」発売(管理医療機器)認証取得
2017年 / 平成29年12月
地域未来牽引企業に認定
2019年 / 令和元年9月
M&Aにて(有)ナチュラルウェーブを子会社とする
2019年 / 令和元年9月
家庭用創傷パッド「キズクイックUT」(管理医用機器)認証取得
2019年 / 令和元年10月
家庭用創傷パッド「キズクイックfit」発売
2021年 / 令和3年3月
膏体棟増設
2022年 / 令和4年3月
「家事がはかどる指保護テープ」発売
2022年 / 令和4年10月
キズクイックfitに新ラインナップ
「マルチフィットタイプ」追加
2023年 / 令和5年3月
技術部移転(滋賀県立テクノファクトリー)草津ラボ開設

Introduction

「さあ今日も」の一歩を共に。

東洋化学株式会社

[本社・工場]
〒529-1606
滋賀県蒲生郡日野町大字寺尻1008番地
TEL:0748-52-5000 FAX:0748-53-0635
【技術部・くさつラボ】
〒525-0058
滋賀県草津市野路東7丁目3-46
滋賀県立テクノファクトリー 5号棟
TEL:077-598-1741 FAX:077-598-1742

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滋賀県立テクノファクトリー 5号棟
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