現在の工業団地は岡竹夫が自ら工場用地として開発した場所である。感材物件であった土地だったため、数年間に何十回か大阪の管財人通い。用地買収にも一軒一軒まわって数年かかった。ご協力いただいた方々に竹夫はとても感謝していた。工場建設にあたっては医薬品GMP対応の工場を数社見学し、現社長の岡幸一が原材料入荷から製品出荷まで品質担保のため、一方向に流れ交差しない工場図面を描いて設計事務所に依頼し、詳細な図面に落とした。豊かな自然の中で四季折々の風景が楽しめるように植樹し、ゆとりに満ちた空間設計にすることで誰もがのびのび働けて能力や個性を十分発揮できるような職場環境作りを目指した。